
自動車の硬化処理において、IRランプの配置を適切にすることが重要です。ブレーキパッドや塗装の硬化処理を行う際には、単にランプを棚に置くだけでは不十分です。そんなやり方では失敗に終わります。部品全体に均等に熱が行き渡るようにしなければなりません。
問題は、車体やブレーキ部品は一様ではないということです。硬直的な配置をしてしまうと、中央部分が過度に熱くなり、端の部分は冷たくなってしまいます。これは理想的ではありません。
垂直配置のコツ 各IRチューブを、熱の円錐形の範囲として考えてみましょう。部品に「筋状の傷」ができないように、これらの円錐形の範囲を約15~20%重ね合わせます。
もう一つのコツ:大型車のフレームの場合、下側により多くのランプを配置します。なぜかというと、熱は下方に流れやすいからです。同時に、上部には少し余裕を持たせておくことで、屋根部分が焼けてしまうのを防ぎます。
熱の対処法 高ワット数の短波ランプは、素早く温度が上がる点で優れています。しかし、注意が必要です。狭いスペースに多くのランプを詰め込みすぎると、まるでオーブンの中に炉を作ってしまうようなものです。
ファンや換気システムがそのような高温に対応できるかを確認する必要があります。壁面が密密麻麻だと、ランプが自己発熱によって停止してしまったり、早く壊れてしまったりする可能性があります。
実際の現場での活用 私たちは、これらのランプを調整可能なレールに取り付けることを好みます。そうすることで作業が楽になります。コンパクトカーの部品の硬化処理から大きなSUVの処理に切り替える際にも、即座に配置を変更できます。また、高耐熱性のシリコンケーブルを使用することをお勧めします。普通の絶縁材では溶けてしまうため、それは避けた方が良いです。
最後に覚えておくべきことがあります。それは、距離が全てだということです。 ランプを部品に近づけると、強烈な熱が得られますが、均一に硬化させるための適切な距離が狭くなってしまいます。つまり、範囲を犠牲にして速度を得ているわけです。徹底的な硬化が必要な重いブレーキパッドを扱う場合は、ランプを離して、ワット数を上げてエネルギーを確保する必要があります。